鍋島 Nabeshima

2010年05月11日

4 “夢”に日付がついた時〜「鍋島」の誕生

1997(平成9)年4月、目標とする酒はできたのですが、肝心の銘柄を決められないでいました。(「鍋島」と名付ける前)苦肉の策としてこの酒を出来映えを消費者に試飲していただき、その反応を見るため「富久千代 天」という仮のラベルで、特別純米酒と特別本醸造の二種を出荷しました。評判は上々で、これでいける!と自信を深めることができました。 そして、新しい銘柄は、一般公募で決めることになり、地元の佐賀新聞社様に記事(平成9年10月17日)として取り上げていただきました。県民の皆様方とともに新銘柄を作り上げ、末永く愛される“地の酒”に育てていきたいと考えたからです。
寄せられた150に及ぶ候補の中から、コンセプトの「佐賀を代表する地酒を目指して」にふさわしい名前として、「鍋島」を選ばせていただきました。江戸時代、約300年にわたって佐賀藩を統治した鍋島家にちなんだもので、「鍋島」の商標使用にあたっては、財団法人鍋島報效会を通じて鍋島末裔の方に快く了承していただきました。
1998(平成10)年4月、構想から三年を経て、ついに「鍋島」デビュー。商品として特別純米酒「鍋島三十六萬石」と特別本醸造「肥州鍋島」という二種の「鍋島」を世に送り出しました。マスコミの方々にも多数取り上げていただき、順調なスタートを切ることができました。夢を実現するために注ぎ込んだ膨大な時間と労力が報われただけでなく、これから“地の酒”を育てていく大きな力になっていくだろうと確信しました。
 
富久千代酒造
posted by 鍋島 at 14:09 | 鍋島伝