鍋島 Nabeshima

2009年08月08日

1 「鍋島米」との出会い〜7gからはじまった新たな夢

富久千代酒造酒米「鍋島」との出会いは2005(平成17)年夏。明治時代ごろの品種で、北陸地方で作付けされていたことを人づてに知った私は、大変驚くとともに同じ名前に運命的な出会いを感じ、その米を何とか手に入れて、新たな感動を生む「鍋島」の酒を造りたいと思い立ちました。
その後、知人の調べで「鍋島米」が筑波の研究所に保存されていると分かり、わずか7グラムながら入手することに成功。それを無農薬農家の太田政春氏と佐賀県農業試験場でそれぞれ増やしていただきました。
2006(平成18)年6月。前述の太田氏に減農薬による米作りを依頼し、収穫した「鍋島米」による「鍋島」の酒造りを本格的に進めることにしました。この新しい試みには消費者の皆様にも参加していただこうと、農家さんとは別の場所で米作りを行うことに。少ない種籾を農家さんと分け合い、私たちは一粒ずつポット苗に蒔いて苗造りを行い、次第に青々とした苗(中苗)が育っていきました。
posted by 鍋島 at 18:15 | 二つの鍋島