鍋島 Nabeshima

2009年08月04日

3.思い出を携えて〜待望の収穫、問題の等級検査

富久千代酒造
10月。稲刈り予定日は小雨だったため、佐賀のメンバーは翌週に延期しましたが、すでに現地に向かっていた福岡からのメンバーはこの日に決行。刈り取った「鍋島」は蔵に干しました。
翌週、秋晴れのもと、佐賀からのメンバーで刈り取り。1時間も経たないうちに蛙や虫に気を取られる子どもたちに対し、稲刈りマシーンのように動く親たち。その対比を見ているだけでワクワク、楽しげな気分になってきます。
それでも刈り取った稲を脱穀し、全員で稲をコンバインまで運ぶ作業ではみんな一生懸命で、実にいい笑顔を浮かべていました。脱穀した稲をベッドに大寝転がる子どもたち。この日の青く大きな空、稲の匂い。心の片隅にでもずっと覚えておいて欲しい、と願わずにはいられませんでした。
全ての作業が終了して全員が集まった時、参加者から自然と拍手が沸き起こりました。稲刈りはこの日が4回目でしたが、こんなことは初めてで感動もひとしお。改めて参加者の方に感謝しました。決して出来映えは良くありませんでしたが、一人ひとりが収穫の喜びを感じていたように思えました。収穫は私たちの田んぼから3俵、農家さんから6俵。自然の恵みに、ただただ感謝です。
そして、何とかこぎつけた問題の等級検査。検査員は、初めて手に取る米で比較の仕様もないため少々、困惑気味でした。「その他のうるち米」として検査していただきましたが、結果は等外扱い。等外の米だと酒を造っても「純米酒」などの特定名称表示ができず、純米スペックで造っても普通酒扱いになってしまうのが残念でしたが、こればかりは仕方がありません。検査していただいた関係者の皆様には心よりお礼申し上げます。
posted by 鍋島 at 20:07 | 二つの鍋島